企業杯と呼ばれるG3は、一般戦よりも強い選手が参戦します。B2の選手は参戦不可となっており、B1以上の選手によるレースとなります。時期によってはG1クラスの選手が参戦するなど、かなりハイレベルなレースも存在します。
今回はボートレースからつで開催されるG3 第22回酒の聚楽太閤杯の優勝候補を紹介します。メンバーは一般戦で強さを発揮している選手が多くなっています。
一般戦の猛者が中心?G3 第22回酒の聚楽太閤杯の優勝候補は?
・森高一真
一般戦に戻れば実力上位。自力を活かせる状況になれば有利。
G1戦線では少し厳しい結果ではあったが、一般戦に戻った児島では優出している。1着を取る力が十分あり、メンバー内でもかなり上位の成績が出せる期待値もある。自力勝負になるような状況であれば優勝争いも有利に進められる。
・永井源
優勝戦進出回数が多く安定した成績を出す。優勝にはここ一番のレースが重要。
2節連続で優勝戦に進出しているなど、安定した成績を出している。A1でも厳しいとされる江戸川でもオール3連対を出せる安定感は魅力。優勝戦は1号艇で敗退するなど、ここ一番のレースでしっかり走れるかが重要。
・金子拓矢
こちらもG1で厳しい結果が続く。一般戦では好結果で上位進出も。
G1では勝利もできないレースが続いているなど、自力の部分で足りない点がある。一般戦では安定して準優勝戦まで進み、優勝戦にも出走できている。今回は一般戦が中心のメンバーだけに逆転できる可能性も高い。
・都築正治
A1組の中では勝率面で劣るが近況の優勝あり。成績はかなり変化しやすい傾向。
勝率が6点を割り込んでおり、来季はA1ではなくなる選手。戸田ではかなり強力な走りを展開して優勝しているだけに、好調が続けば思わぬ成績を出せる可能性がある。ただ、近況の成績が決していいわけではない。
・小坂尚哉
スタートがしっかり決まれば優勝も。スタートタイミングが悪いと厳しい。
スタートが決まっている時はいいレースを展開し、外枠でもいい着を取って優勝戦に進んでいる。一方でスタートタイミングが悪いとかなり苦戦している場合がある。スタートのばらつきが減ると好調なレースが期待できる。
以上の5選手を優勝候補として予想します。
今回は主力組や津と住之江から転戦していること、前日までBBCトーナメントが開催されているためG1で活躍している選手がいないという状況から、一般戦で結果を出す選手が中心となります。中堅からベテラン組が多いため、波乱はなかなか起こりづらいでしょう。(寄稿:散人)